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國學院大學児童文学会のブログ

サークルの活動告知と報告。新入部員いつでも大歓迎!!

※当サークル連絡先→jidoubungakukai☆gmail.com(☆を@に変えてご送信ください)

   2015

0925
こんにちは。2015年度新入生歓迎号の感想ペーパーをまとめました。「掃除」「光の先」「片側から見た世界」「who meet the approval desire?」「only today」「保存」について載せています。


「掃除」石田ハルキ
・”捨てて楽になる”というフレーズで文章がまとまっている。
・主人公の心情が共感できるものから狂気じみたものになっている感じが”ハイになっている”と感じる。最後の部分をポジティブな意味に取るかネガティブな意味に取るかで話の印象が変わりそう。
・結末が性急でやっつけ仕事っぽい。最初の勢いが途中で折れて作者が力尽きたのが感じられる。
・言葉の選び方が個性的。しゃべり言葉みたいで読みやすい。一見、執着を捨てる話のようだけど、反対に捨てることに執着しているようにも見える。
・”使いかけのエンピツ~”の部分が自分と重なり、あるあると思った。どう終わるのかと思っていたが、”日記の切れ端”をオチに活用しているのが良かった。
・オロジナリティがあり独特の世界だが、文章は主人公の気持ちの羅列なので読みにくい。歌詞っぽい。
・すごく面白い。簡潔なのに主人公の性格がよく表現されていて良かった。
・淡々としていつのにときどき荒っぽい感情が入るのが好き。
・物語というより自伝小説風の日記に感じる。
・ページ数は少ないが続きが気になる。
・リズミカルで詩的な表現。歌詞みたい。
・スピード感がよくさらっと読める。ご当地○○って処理に困るよね。
・世界観が好き。
・次から次へとものを捨てている部分はどうなるんだろうとハラハラしたが、最終的に残ったものを見た主人公の感想が意外だった。短いお話のなかでいろいろな気持ちになって楽しめた。
・作者らしい作品。自分もすべて捨てたくなる気持ちになるときがあるが実際捨てられはしないので、主人公のように捨てることができたらどれだけ良いか…。
・癒し系。いい感じ。
・短い文章で良くできた構成。様々なものを捨てていくなかで金だけは欲しいというのが良い。オチも良い。
・勢いのある文章。小説というより詩に近いので作者の感情が文章から伝わってくる。短いからこそのこの形式が生かされている。 オチはプラスにもマイナスにも取れる。プラスだと新しい自分になる、マイナスだと自殺、中間だと抑圧された自分を解放する(下手したら狂う?)のパターンが考えられた。作者は何を狙って書いたのんだろう?
・息をつかさず読ませる無駄のない文章。作者はどこにも行けないどんづまりの人間を表すのが上手い。普通にファン。

「光の先」矢上諒
・爽やかな作品で読後感が良い。
・部活に打ち込んでいた人間なら誰しもが味わう感覚を描いている。ダンスがどのようなダンスなのか書かれていないのが気になる。
・シンプルでストレート。読み終わったあとすっきりした気持ちになる。今までの作品と比べリアリティがある。作者の経験が反映されているのだろうか?
・一生懸命やっていたものが終わったあとの感じに共感する。主人公の踊ることへの気持ちを見抜く友人のシーンが青春っぽくて好き。仲間や部活の大切さ。
・前作のファンタジーとは異なり、こちらは青春の味があって素敵。友達にダンス部の子がいるのでなんとなく雰囲気は分かった。
・”行く”の漢字間違いが気になる。
・主人公がここまでするほどのダンスの魅力があまり伝わってこない。
・作者の体験から書かれた作品に見える。感想文や作文をそのまま物語に作り替えたような印象。
・部長の熱い思いがよく伝わってくる。
・構成が分かりやすく読みやすい。
・ダンスについての描写がもう少しほしい。ダンス部についてではなくダンスそのものについて、チアなのかバレエなのか創作なのか、何のダンスを踊っているのだろう? ”人”と”奴”に違いは? 舞台っていいなと懐かしくなった。
・自分の中高時代の部活を思い出した。共感する部分が多い。
・今回の作品の中で一番好き。自分もずっと部活をやっていてそれを中心に生活していたから気持ちが分かった。引退直後の喪失感や終わってから気づく気持ちなどが表現されており良かった。自分もこのテーマで作品を書こうとしていたから先越された感じがして悔しい。
・青春賛美ではある。全部説明してしまって残余がない。
・部活を引退したあとの話として王道。辞めてから実感する日々の大切さを上手く表現できている。
・段落下げなどしっかりしたほうが読みやすくなる。 実際にありそうな話、作者の実体験だろうか、部活の描写がリアル。地の文にも砕けた表現が多いのはわざとだろうか?
・青春ものには一種の生々しさがないとダメだと思う。作品の魅力が読者の感傷共感に拠っていて、作品そのものにここがというポイント(描写や世界観の魅力、物語のトリックなど)がない。例えば合唱や吹奏楽、サッカーなど部活風景が想像しやすいものならともかく、ダンス部はダンスのジャンルも多く人によって持つイメージも違うので、どんな部活なのか分からず最後まで世界観が出来上がっていない。なぜダンスなのかもわからない。


「片側からみた世界」むしくいきゃべつ
・途中で第三者視点に変わることに意味はあるのか?
・児童小説や少女漫画を思わせる語り口から、じっとりとした結びに繋がるのが良い。エマが真相にたどり着くまでが早すぎる気がしたのでもっとヒントを分散させてほしかった。
・善悪を超えて好きだという気持ちが伝わってくる。語りが柔らかく読みやすい。
・作者の作品には優しくもどこか怖い雰囲気がある。寓話的。途中で視点と文体が変わって戸惑った。どこかで見たことがあるような話でオリジナリティが感じられない。
・最後、村民たちと妖精とで村人のほうが大切だと簡単に答えを出してしまうのは少し早すぎる感じがした。
・今回の作品集のなかでは一番好き。
・主人公の出した答えが意外。エマが結局魔法の薬を治療で使っているのか?
・終わりが唐突。もう少し色々な描写があって良い。
・童話のように物語が進むが、ラストはどこか嗜虐的。
・物語の続きが気になる。
・最後まで読んでタイトルの意味が分かった。何かを救うには何かを捨てなきゃいけないという現実を突きつけてくる作品。
・舞台はイギリスだろうか? 童話風に書いたら面白い構成になったと思う。先生の怖さをもっと出してほしかった。
・メッセージ性が強くて良い。
・ネイル先生の言葉にエマが困惑していくところが上手く表現されていた。
・児童文学的なファンタジーな世界観でありつつ、ラストで人間のエゴイズムを書けていたのが良かった。偽善的な結末でなかったので好感が持てた。
・ドラゴンボール。ネイルは戦士タイプだからデンデの誤植と思われる。後半で盛り上がったのにオチが弱い。
・妖精が存在する世界で人間を中心とした世界を描くのが良かった。ネイル先生の妖精の入手方法が気になった。
・改行が多すぎる。この内容で改行を多用するとケータイ小説っぽい。段落下げもほぼないので読みやすさを心がけてほしい。 途中で地の文がガラッと変わるのに違和感があるが何を狙っているのか? ネイル先生の正体がばれるのも急展開すぎる。
・「何かを得るためには何かを捨てなくてはいけません」ではなく、どちらも捨てないで済むように納得できるようにする方法を探ってこそ面白くなるテーマだと思う。(当たり前だし使い古されたテーマなので)


「Who meet the apprpval desire?」天津エリ
・軽快で読みやすい。
・ラノベっぽい。またハーレムの人員が増えるのかと思ったので男友達ができたのはよかった。
・少年漫画で主人公の周りにだんだんと人が集結してくるところを読んでいるようで面白い。会話にユーモアがある。
・主人公をあまり好きになれなかった。視点と人称がころころ変わるので読みづらい。先生も灰皿としゃべれるのか?
・素直な人が周りから浮いてしまう感じは学生にはありそうだが、高校生にもなってあるか?と疑問に思った。結果的にみんな仲良くなってよかった。イスが後半あまり出てきてなくてかわいそう。
・会話が自然で良い。
・前作とつながっているのは良い。イスも生かされている。登場人物が自己満足すぎて話に乗れない。幼馴染はどうしたのか。
・キャラにブレがある。主人公の性格も前作と違うような。本題でないところはもう少しテンポよく読ませてほしい。イスとの会話もグチグチとしていてひとり語りのようで魅力を失っている。
・登場人物のキャラクター設定がより明確になっていて、物語全体の構成も考えられている。登場人物にあまり魅力を感じない。
・犬が話したりするなど、ファンタジー要素が強い。
・イスがしゃべるという設定が面白い。構成がしっかりしていて読みやすい。
・主人公が明るい。美優ちゃんはなんだったのか、都合よく出された感。
・ドラマ「学校のカイダン」っぽい。しゃべるイスという設定が意外。
・どうしても主人公が偽善的に見え、好きに見えなかった。
・主観のくどさ。ラノベっぽい。イスである理由がよく分からない。
・地の文のブレが気になる。一人称の砕けた言葉と三人称の堅い言葉が混ざっている。内容はライトでとっつきやすいが、文章がブツ切りで勢いが削がれている。会話文もやや不自然。内容も都合よくトントン進んでしまう感じがするが。雰囲気に合ってはいると思う。変に大きな問題を持ち込まず、軽いノリで読める文章。キャラクターの魅力をもっと引き出せたら面白くなりそう。
(作者より)誤字脱字が多くてすみません。

「Only today」千歳閏
・三人グループのなかで二人がカップルになることに抵抗はなかったのだろうか?
・幼馴染の三角関係という話はベタだが切なくて良い。激しい夏の日差しから優しい月に変わっていくのが良い。
・七瀬と涼の会話が等身大で自然。七瀬の服装の描写がしっかりしており、普段から観察しているんだと思った。賭けのミスリードに踊らされてしまった。地の文の三点リーダーがくどい。
・客観的にも伝わってくる涼の脈ナシ感が良かった。最後に”悠斗はきっと怒るだろう”とあったが、描かれ方を見ていると起こりはしないのでは?
・書くごとに読みやすく分かりやすくまとめられるようになっている。
・彼女を諦めるためにデートをするという物語が独創的。どうして彼女は彼とのデートを許したのか?
・待ち合わせ”女性”という表現は、いつもの七瀬とは違うということを表しているのかと思ったが、だったら直後の会話にもう少し戸惑いがほしい。
・青春とは何かという作者の考えが色濃く作品に現れていると思う。
・会話から登場人物の心情が伝わってくる。
・主人公が潔くて良かった。丸くおさまりほっとした。
・書こうとした主人公の考えは良いがその過程は蛇足に感じる。甘い青春だなって思う。
・テーマパークでデートというありがちな設定かと思いきや、諦めるための賭けだったので驚いた。海や夕日、夜空の表現が素敵。
・前半はギャルゲーアニメ化の雰囲気、後半はギャクゲーバッドエンドの雰囲気。主人公は絶対途中で選択肢をミスっている、もしくは非攻略対象キャラルートに入っている。
・主人公の独りよがりな青春っぽさが良かった。三点リーダーを多用しすぎ。
・地の文での波ダッシュや三点リーダーの多用が読みづらくさせている。会話が多く軽い言葉のチョイスが多いが、会話の語尾に堅いところがあり違和感がある。 どこかで見たことがある話。文のクセ、オチ、キャラクターなど自分のカラーを出すとより良くなる。
・悪い意味でケータイ小説っぽい。読み手の問題で青春恋愛小説には評点が辛くなるのが申し訳ないが、大きなトリックやどんでん返しがあるわけではない話なら、文章表現が鮮やかであるとか登場人物に生々しい魅力があるとか、そういう何かを磨くべきだと思う。女流作家の恋愛小説を参考にしてみても良いかも。

「保存」四万馬力
・終盤、支離滅裂になり壊れていく感じが印象的。
・”何かの意識に触れた”の何かとは何だろう??
・男の意識の中の美しい女性が自害したことで世界の中身が腐った?
・個人的に好み。何かのメタファーなのかもしれないが美しい女性が何なのかわからない。
・目が覚めてから壊れていく感じが好き。
・作者の雰囲気がそのまま小説になったかのよう。神というスケール、世界の大きさがある。
・独自の世界観が面白いがよく解らない。ローブの人物は何の象徴なのか?どうして世界は壊れるのではなく腐るのか?
・今までの作者の作品で一番好き。
・始まりも終わりもまとまってはいるが、読者に対し何か伝えようとしているものを感じなかった。
・主人公の考えに共感できた。ローブの男の言葉も良い。
・変わらない日常を望んだはずなのにいざ叶うとつまらないという人間の心理。
・夢の後の誤字がわざとだと嬉しい、たぶんそうだと思う。
・最後の部分で結局世界は壊れてしまったのかどうかが気になった。
・理解力が足りないのか結末を完璧に理解できなかった。
・オリジナリティにあふれている。美しい女性とは?
・描写が重たく、堅い文章にすることで逆に雰囲気が出ていて良い。神なのに11メートルという形がある。また姿からすると死神を連想させる。破壊神だろうか? ”こんにちわ”とあるがそこは”こんにちは”では?突然雰囲気が明るくなり戸惑う。
・発想の自由さは唯一無二のものだと思う。よく分からなくてもなんかすごいと思う。
(作者より)読みづらいし展開が安直で面白くない。気持ち悪い。
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プロフィール

主にブログに携わってるメンバー
(ハンドルネーム表記)

★さざめ 役職:なし
日文4年怒涛の7×単位。果たして卒業できるのか。
財布のなかのチケット枚数が減ってくると精神に不調をきたす。

★橋谷 担当:web・雑用
元講演会係の現雑用。4年。
同期からは徹夜が趣味だと思われている。

★きくらげ 役職:講演会
今年度期待の講演会係。
2年生ながらすでに複数の企画を計画中!

※常時書き込みをしてくれるサークルメンバー募集中。
追加・代替わりすると上記メンバーに変更が加わります。

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↓最近引退しました

★あわ吉 
われらが癒しの幹事長。
B'zの稲葉さまを崇拝している。
よく腹を空かせた部員にお菓子を恵んでくださる。

★くま 
頼りになる姉御ポジション。
多趣味すぎて常に金欠だがこれ以上ないくらい人生が楽しそう。

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★ことなが 役職:幹事長
サークルの妖精。
長く細く生きていて、何気に話題の中心になる。
カラオケでは30秒とたたずに息が切れる。
負けるな、幹事長をモットーに頑張ります。

★かふゆ 役職:渉外
お節介やきなお母さんポジション。
色々と考えるくせに最後の詰めが甘くて失敗することも多々。
落ち込みやすく、浮上しやすい。

★ハナサカ 役職:編集
原色と茨城をこよなく愛するベテラン編集者。
マイペース。ぬいぐるみを見ると保護してくる癖がある。
我らがマスコット。

★ろく 役職:合宿係
くるくるとよく働く頑張り屋さん。
お話上手で周りをよく見ている。
アマゾンを愛する。

★ゆきみ 役職:シンポジウム係
甘いもの大好きな女子力高め男子。
よく電車で寝過ごして予想外な場所に漂着してる。
般若心経的なものが唱えられるらしい。

★なつこ 役職:会計
記事を書くことはあまりないだろうけど、裏でいろいろとブログをいじった人。
紅茶とスコーンと刑事ドラマで至福の休日をすごす。


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★きーさん
影の支配者。
ひゃっほいと言いながらたこやきとスルメを要求してくる。
乱歩とデジモンとピクシーが好き。

★にょん
サークルの与力。
入学当初から圧倒的な存在感を放つ。
よく食べよく唄う、ムードメーカー。心の中に小さいおっさんを飼っているらしい。

★すこっぷ
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無茶ぶりのかわし方と頭突きに定評がある。
全ては空気を読んでいるからこそ。気遣いやさん。



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