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國學院大學児童文学会のブログ

サークルの活動告知と報告。新入部員いつでも大歓迎!!

※当サークル連絡先→jidoubungakukai☆gmail.com(☆を@に変えてご送信ください)

   2010

0107

ご報告が遅れてすみません。
後期作品集の合評会は、12/4(金)の5限後に下巻、12/5(土)の昼から上巻を各2時間程度行いました。
突発的に決めたのですが、作者さんが積極的に参加してくれて面白い合評会になりました!
やりたいという声が多かったので、今後は定期的に行う予定です。
合評会カテゴリを作ったので参考にしてください。
日程や方式について意見がある方は幹事長(笑)くらげまでお願いします。

書記をしてくれた方、上巻のまとめをやってくれたひめ、下巻のまとめをやってくださったムック先輩、ありがとうございました!
作者さん、参加してくれたみんなにもありがとう。


以下、下巻について。一部作者さんの都合で一部上巻の日に合評を行っています。


『JACK』
良かったところ
・レベルが高い、面白い、読みやすい、台詞回しがうまい、ジャックが素敵
・ラストが無駄なところがなくサラッと書かれており、緊張感を持って読むことができた

惜しかったところ
・前置きが物語に活かされていない
・アリスの回想が長めであり、物語全体のバランスが気になった(プロローグで終わっている、消化不良感)
・最後の描写をもう少し長めに書いてほしい
・アリスが死ぬためのキャラに見え魅力を感じない、個性がほしい(ジャックのキャラが立ちすぎてもったいない)

疑問点
・冒頭のジャックと吸血鬼のジャックの関係は?
・物語後半でなぜジャックが吸血鬼になっていたのか?
→作者からの回答:冒頭のジャックと作中のジャックは別人。作中のジャックはただの偽名。
・ジャックはなぜアリスを選んだのか、彼女の病気については知らなかったのか?


『ヘンテコ呪文の魔法使い』
良かったところ
・児童文学らしくかわいらしい。キャラ、テンポがいい、読みやすい、ご飯がおいしそう
・この枚数できちんとまとまっており、擬音が不自然でない
・叔父さんが倒れた原因が食あたりというのがほのぼのしていていい

惜しかったところ
・後半で「石があると魔法が使いやすい」とあるが、せっかく石がなくても魔法がうまく使えるようになったのに…と違和感
・最後の「いい知らせ」に、より魔法的な感じがほしかった
・ラストの「でも、こうしていい知らせを届けられたんだから~」という台詞を、お父さんに言わせるのではなく、主人公自身に気がついて欲しかった
・主人公が10歳なので、全体的に漢字を減らして、難しい言い回しを簡単なものに変えた方がいい
・モラかメアリ、どちらかの一人称を「あたし」にしたらどうか(キャラの書き分け)
・韻を踏むなど、呪文に統一感が欲しい
・「♪」、「!」、「?」、「~」、「…」の多用が気になった
・国語的なところに気をつける(段落、擬音と地の文の間を1行空ける、字間、行間など)

 
『約束の花を抱く泉』
良かったところ
・文章が読みやすい

惜しかったところ
・長い、ラストがくどい、全体的につぎはぎ感がある
・台詞に説明的すぎるものがある
・世界観の説明がほしい(どんな獣なのか、どんな性質の妖精なのかなど)
・時間軸がおかしい、メイスの心変りが早すぎる
・メイスがアンジェを失ってしまったことにはとても後悔をしているのに、村が滅ぼされてしまったことに対しての後悔がほとんど見られない
・現実でないこと、過去の出来事の2つに『』が使用されており混乱してしまう
・「幸せになれる魔法……か……」で1回終わった感じが出てしまっている。その後の回想シーンの意味は?(2回ある回想シーンを1回にまとめてしまった方がいい)

疑問点
・なぜアンジェとリーザを瓜二つにしたのか?
・ラストで旅立つ必要はあるのか?また、数年後は長すぎる(花は1年あれば、咲くのでは)

その他
・舞台劇、お芝居的
・「…」の多用、横書きの癖が見られる(算用数字の使用、段落など)

 
『王様と娼婦』
良かったところ
・面白い、読みやすい、長さもちょうどいい、まとまっていて丁寧、王様の台詞がいい、ハラハラした
・一人称だが、アイラの心情がすべて分かるわけではなく、うまく隠されている部分もあってよかった
・王宮での嫌みのシーンがよかった(このシーンで正室を出してもよかった、という意見も)

惜しかったところ
・アイラはドロドロしていて人間臭いが王様は二次元感がある、最後に王様がおろおろしていたのが残念
・アイラは心に覚悟を持って生きてきたのに、この最後はセオリーに則りすぎている(もっと、波乱や盛り上がり、どたばたがあってもよかった。予定調和感がある。)
・ラストで王様はどこにいるのか、アイラとの距離感がつかめない
・アイラはしびれているはずなのに、自分の手を切りつけるというところに違和感

疑問点
・「この館の電飾のように~」が違和感。物語内に電気がある?
→作者からの回答:ミス。電気がある世界ではない。
・なぜ王女なのに、白詰草の冠を「庶民の子供の遊び」と知っていたのか?
・側室は何人?(後宮などで王様の遊び人的イメージを、もっと出してみたらどうか。王様のキャラ付け)

その他
・タイトルの「娼婦」を柔らかくしたらどうか
・アイラが王女だというのが急すぎたので、事前に伏線があってもよかったのでは?(学があることを匂わせる、王様の「他の娼婦とは何か違う」的な台詞を入れるなど)
・「俺の側室になれ」の台詞は「俺の妻になれ」の方がよかった
・最後はアイラを抱きしめてほしい
・東洋のイメージ?

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プロフィール

主にブログに携わってるメンバー
(ハンドルネーム表記)

★さざめ 役職:なし
日文4年怒涛の7×単位。果たして卒業できるのか。
財布のなかのチケット枚数が減ってくると精神に不調をきたす。

★橋谷 担当:web・雑用
元講演会係の現雑用。4年。
同期からは徹夜が趣味だと思われている。

★きくらげ 役職:講演会
今年度期待の講演会係。
2年生ながらすでに複数の企画を計画中!

※常時書き込みをしてくれるサークルメンバー募集中。
追加・代替わりすると上記メンバーに変更が加わります。

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↓最近引退しました

★あわ吉 
われらが癒しの幹事長。
B'zの稲葉さまを崇拝している。
よく腹を空かせた部員にお菓子を恵んでくださる。

★くま 
頼りになる姉御ポジション。
多趣味すぎて常に金欠だがこれ以上ないくらい人生が楽しそう。

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★ことなが 役職:幹事長
サークルの妖精。
長く細く生きていて、何気に話題の中心になる。
カラオケでは30秒とたたずに息が切れる。
負けるな、幹事長をモットーに頑張ります。

★かふゆ 役職:渉外
お節介やきなお母さんポジション。
色々と考えるくせに最後の詰めが甘くて失敗することも多々。
落ち込みやすく、浮上しやすい。

★ハナサカ 役職:編集
原色と茨城をこよなく愛するベテラン編集者。
マイペース。ぬいぐるみを見ると保護してくる癖がある。
我らがマスコット。

★ろく 役職:合宿係
くるくるとよく働く頑張り屋さん。
お話上手で周りをよく見ている。
アマゾンを愛する。

★ゆきみ 役職:シンポジウム係
甘いもの大好きな女子力高め男子。
よく電車で寝過ごして予想外な場所に漂着してる。
般若心経的なものが唱えられるらしい。

★なつこ 役職:会計
記事を書くことはあまりないだろうけど、裏でいろいろとブログをいじった人。
紅茶とスコーンと刑事ドラマで至福の休日をすごす。


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★きーさん
影の支配者。
ひゃっほいと言いながらたこやきとスルメを要求してくる。
乱歩とデジモンとピクシーが好き。

★にょん
サークルの与力。
入学当初から圧倒的な存在感を放つ。
よく食べよく唄う、ムードメーカー。心の中に小さいおっさんを飼っているらしい。

★すこっぷ
謎の中国人担当(嘘です)。
無茶ぶりのかわし方と頭突きに定評がある。
全ては空気を読んでいるからこそ。気遣いやさん。



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