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國學院大學児童文学会のブログ

サークルの活動告知と報告。新入部員いつでも大歓迎!!

※当サークル連絡先→jidoubungakukai☆gmail.com(☆を@に変えてご送信ください)

   2011

0919
合宿も終わり、夏も終わり、秋と後期が始まりますね。編集です。

合宿の合評会のまとめです。原文はプレ合評会とまとめて部室に置いておきます。

編集*ハナサカ

「一九二〇・古宮みよ子嬢ノ菓子録」
・動作やスイーツの描写が丁寧で、凝っている。←人物描写が薄く、登場人物の姿がぼけている、との意見も。
・続き、続きはどこに!?←作者より:待て次号(予定)!!
・篤司を「助平」と設定しているが、助平さが足りない気がする。←当時の感覚では、女性に遠慮なく声をかける輩を「助平」と呼んだのでは? という意見もあり。
・最初の一文で、暗い話なのかと思った。もっと明るい書き出しでもよいのでは?
・豪華なスイーツを出した後、ほしいもを出す構成にほっと安心感。



「恋愛って何だろう?」
・衝撃のラスト。一粒で二度おいしい。オチのおかげで前半が生きる。(ゲーム好きの友人、周りの人が落書き同然など)
・「お誕生日おめでとう十文字君」のところで切れば、オチがすっきりしてよいのでは?←ここまでだとデスクトップの彼氏orテレビ電話と考えている人がいるので、このオチもアリ、という意見あり。
・↑のような誤解を減らす案として、パソコンの代わりに携帯ゲーム機を用いてみては?
・現実と混同してしまうほど熱中している恋愛なのに、いざ告白の場面で「よし! クリック!」の台詞だけなのが物足りない。もっと台詞をまわして欲しかった。
・表現の重複が二ヶ所あった。(P8の上段14行目「気持ち」と下段12行目「でも」)



「最初から終わっていた」
・繊細で閉塞感のある表現が素敵。雰囲気小説。抽象的。
・主題はどこへ。合評会向きではない。長編小説のエピローグっぽい。
・最後まで読んでタイトルを見ると「うわっ」となる。
・冒頭の文章の意図が読めない。哀れみでされた(と加奈は思い込んでいるのか?)告白を断ったのに、後から自分も好きだと分かり、それを春樹に悟られるのが嫌だったのか? あるいは、春樹の気持ちに引け目を感じているのか?
・何もかも、読者にゆだねられているのだと思った。物語がどういう道をたどってきたのかや、春樹や加奈の姿、性格、そして行動の裏にある思いまで。だから多少設定をいじっても問題なさそう。



「宇宙海賊アンジェラの白熱紀行」※前後編まとめて

★えぐるぞ! your heart編
・アニメとかでありそうな感じ。主人公や周辺の人のキャラが確立していて、イメージしやすい。読者巻き込み型娯楽小説。不自然さすら面白さにしてしまう。
・世界観や小ネタが面白い。結婚を生物としての完成として捉えたり、宇宙人のくせにグーグルやヤフオク使ったり。←しかし、科学が発達した世界にグーグルやヤフオクを出していいのか? 別の何かを持ってきたほうが……という意見もあり。
・ハイテンションで全力疾走していくノリがいい。←ハイテンションでいくにはページが長すぎるかもしれない、という意見もあり。
・物語の最初と最後の引用が、ふざけている割にきちんと物語に絡んでいてすごいと思った。

★焼却! My heart編
・ただ読んで笑っていればいいのだと思った。ノリだけで読める。
・引用が前半と対になっている気がした。後半でもしっかり物語と絡んでいる。
・アケチーが名前の通り裏切ってくれてよかった。ケースケの殴られ方が気持ち良い。
・アンジェラはテレパシーの受信しかできないのか? なぜ睡眠薬を持ってるのか? なぜアケチーがそれを知っているのか?



「翠の目」
・長いが一気に読めた。凝った文体が世界観とキャラにあっている。完成度が高い。演出が細かい。(人身売買の場面など)
・主人公の略奪経験は一度でもよいのでは? 復讐譚なら前半をもう少し詰めてそちらに力を配分したほうがよかったかも。←作者より:元々50Pあった物語を29Pまで削ったためかもしれない。
・一人くらい救われて平和になるキャラがいてもよいのでは? 主人公と対にする感じで。
・実の息子2人のおかげで、時間経過や主人公のチート感がよく分かる。
・ズムルッドが随分あっさり歪んでしまったような気がする。きっかけが自業自得(愛される自分のままでいたい)だけなので、訴えられない理由がもっとほしい。
・復讐に燃え、人の道を外れていくズムルッドを楽しめた。しかし、もう少し狂気の描写があってもよいのでは? また、演出の一環で魔道書を読み漁ったり闇市へ繰り出すのはいいと思うが、復讐の場面で実際に使えるところまで行ってしまうのはいかがなものか。←異常性を表すのにはいいのでは?



「運命の出会い」
・色々盛りだくさんだが、くどくならない構成が上手い。←物語が何狙いか分からないという意見も。男性向けハーレムっぽい感じがする。女の子のかわいさ重視な感じもする。ポップなホラーラノベって感じもする。
・ジャン○の読みきりっぽい。先が読めてしまうのに続きが読みたくなってしまう。漫画化希望!! 連載希望!!!
・電話の「リリリ……」音描写がちょっとしつこい。
・メリーさんや花子さんの描写が薄く、キャラの姿がイメージしにくい。←想像しがいがある、という意見も。
・『世の中に偶然はない、全ては必然だ』の原作はすぐに分かったが、物語内で生かせていない気がする。メリーさんの設定や、「とりあえず、僕はまだ生きている」も然り。←提案:必然さの演出や、メリーさんの設定を生かすために、回想をぐっと短くして現在の描写に力を入れる。生きていることのありがたさが分かるように、呪いの人形を登場させてみる。



「水の妖精」
・髪→宝石への流れが綺麗。
・童話調。素直な展開。イメージしやすい文体なのはいいが、印象に残らない。
・モチーフは人形姫なのか、ローレライなのか。「水の妖精」とボカす必要はあったのか?
・悲恋にしてはあっさり終わったが、救いがあった。
・人魚姫のような死ぬ必要性や別れる必要性が薄い気がする。毎日顔を会わせて、言葉を交わすことが出来るのに……
・2人がどんな風に出会い、どうして惹かれたのか、という描写が足りない。足りないため、ついていけない。
・主人公のこれからより、脇役の今までの方が気になる。



「納涼飯」
・寛之と青年の口調が似ているので、台詞の区別がつき辛かった。
・青年が祖母の祖父(兄?)という伏線はよく考えられていた。※作者より補足:青年は主人公の祖母の兄
・前半の描写が切なく、胸が痛む。そこからどう膨らんでいくか楽しみだったので、オチが物足りない。
・大学生男子が「友達不要」の境地に達し、煮物の練習をする理由の説明が足りない。どうしてそうなった?
・神社に幽霊? 納涼→お盆と連想したので、お寺でもよかったのでは?
・主人公の心情にリアリティがある。



「同じ屋根の下で」
・オチと文章の長さのバランスがとれている。よくもやってくれたな!! Gが殺しにくくなった!!
・いきなりGの声が聞こえたり、少し言葉を交わすだけで嫌いなものを殺さずにいるのに違和感を感じたが、オチで丸く収まった。台詞だけで済んでよかった……。コワイ……。
・三人称より、一人称視点のほうがいいかもしれない。
・万人に共通する話題⇔既視感がある。ちょっと感じる罪悪感に目をつけたのは面白い。
・主人公のヘタレ加減や、Gのキャラがよく描けている。



「転嫁人形」
・現実にありそうな話。綺麗な雰囲気。しっかりとした世界観。
・長さの割りに、オチが弱い気がする。秘密を知ったユウトはその後どうするのか、どうなってしまうのか。伝承的には死亡フラグだが、実際どうなるんだろうか。
・モノに対する認識の違いから、幸福の捉え方や知らないことの幸福について問いかける物語だった。伝承的にも面白い話だった。
・「境界線を越える→越える前より成長する」話型だが、成長が描かれなかった気がする。森で何か起きるだろうと期待したが、肩透かしだった。
・「ユウトが……」「ユウトは……」と、ユウトを主語にした文章が多い気がした。もう少し削ってもよいのでは?
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プロフィール

主にブログに携わってるメンバー
(ハンドルネーム表記)

★さざめ 役職:なし
日文4年怒涛の7×単位。果たして卒業できるのか。
財布のなかのチケット枚数が減ってくると精神に不調をきたす。

★橋谷 担当:web・雑用
元講演会係の現雑用。4年。
同期からは徹夜が趣味だと思われている。

★きくらげ 役職:講演会
今年度期待の講演会係。
2年生ながらすでに複数の企画を計画中!

※常時書き込みをしてくれるサークルメンバー募集中。
追加・代替わりすると上記メンバーに変更が加わります。

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↓最近引退しました

★あわ吉 
われらが癒しの幹事長。
B'zの稲葉さまを崇拝している。
よく腹を空かせた部員にお菓子を恵んでくださる。

★くま 
頼りになる姉御ポジション。
多趣味すぎて常に金欠だがこれ以上ないくらい人生が楽しそう。

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★ことなが 役職:幹事長
サークルの妖精。
長く細く生きていて、何気に話題の中心になる。
カラオケでは30秒とたたずに息が切れる。
負けるな、幹事長をモットーに頑張ります。

★かふゆ 役職:渉外
お節介やきなお母さんポジション。
色々と考えるくせに最後の詰めが甘くて失敗することも多々。
落ち込みやすく、浮上しやすい。

★ハナサカ 役職:編集
原色と茨城をこよなく愛するベテラン編集者。
マイペース。ぬいぐるみを見ると保護してくる癖がある。
我らがマスコット。

★ろく 役職:合宿係
くるくるとよく働く頑張り屋さん。
お話上手で周りをよく見ている。
アマゾンを愛する。

★ゆきみ 役職:シンポジウム係
甘いもの大好きな女子力高め男子。
よく電車で寝過ごして予想外な場所に漂着してる。
般若心経的なものが唱えられるらしい。

★なつこ 役職:会計
記事を書くことはあまりないだろうけど、裏でいろいろとブログをいじった人。
紅茶とスコーンと刑事ドラマで至福の休日をすごす。


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★きーさん
影の支配者。
ひゃっほいと言いながらたこやきとスルメを要求してくる。
乱歩とデジモンとピクシーが好き。

★にょん
サークルの与力。
入学当初から圧倒的な存在感を放つ。
よく食べよく唄う、ムードメーカー。心の中に小さいおっさんを飼っているらしい。

★すこっぷ
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無茶ぶりのかわし方と頭突きに定評がある。
全ては空気を読んでいるからこそ。気遣いやさん。



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